保存会の高齢化問題

静岡県伊豆半島の西端に位置する松崎町の「石部棚田」は、1999年の棚田百選選定時に90%以上が耕作放棄されていたことを理由に、候補にあがりながら選定されたかった棚田です。その後、地元の住民が中心となり、大々的な復田及び、オーナー制度の整備などで、富士山と駿河湾を見下ろせる絶景棚田として復活しました。
しかし、その保全活動も10年の歳月が経ち、保存会のメンバーの高齢化などで、100組を超える棚田オーナーの受け入れ、及び、棚田の保全活動全般の継続問題が派生しています。
NPO法人棚田ネットワークでは、2010年より、数名のメンバーが、ボランティア作業や保全活動の情報発信のサポートなどで現地へ入り、協力関係を築いてきました。そして2012年より、本格的に保存会との協調で、保全プロジェクトを開始することになりました。

【石部棚田の詳しい情報は】 http://www.ishibu-tanada.com/

 

石部らしい昔ながらの田んぼつくり

2017年「畔切り&蓑口作りチャレンジ」日程決定!
年間コース(収穫米5㎏付き)の募集も開始!

⇒お申し込みはこちらへ

棚田ネットワークでは、昨年2012年より石部棚田の耕作放棄田3a、8枚の田んぼを利用して、「昔ながらのお米つくり体験イベント」を開始しました。6年目を迎える今年は、昨年度の反省を踏まえて、より石部伝統の技術の継承に力を入れていきます。伝統的なお米つくりの体験がしたい方、田舎暮らしを考える方、地域活性に興味がある方、大歓迎です!

石部棚田「昔ながらのお米つくり体験!2016」
作業名 日程 備考
畦切り&蓑口作りチャレンジ! 3月18日(土)・19日(日)
※終了しました
8枚の田んぼの畦切り(田んぼの形成)をして、蓑口を設置!
畔付け&畦塗りけチャレンジ! 4月29日(土)・30日(日)
→5月3日(水・祝)・4日(木・祝)
※終了しました
田んぼの保水力を高めるため畔に泥をつける作業。石部独特の伝統技!
田植えチャレンジ! 5月13日(土)・14日(日)
→5月20日(土)・21日(日)
※終了しました
手植えでの田植え作業!
草刈り・草取りチャレンジ! 7月1日(土)・2日(日)
※終了しました
無農薬又は減農薬での栽培のため田んぼに入っての草取り作業!
草刈り・草取りチャレンジ! 8月26日(土)・27日(日)
※終了しました
無農薬又は減農薬での栽培のため田んぼに入っての草取り作業!
稲刈りにチャレンジ! 10月7日(土)・8日(日)
※終了しました
手刈りでの稲刈りとハザ掛け作業!
新米を食べる会 11月12日(日)
※募集中(作業に参加していない方も大歓迎!)
天日乾燥されたごはんの試食会です!

 

2012年の復田作業風景動画
復田作業(3/4・5) 蓑口作り((3/4・5・4/18)

 

【松崎町石部棚田プロジェクトの目的】

  • 石部棚田に伝わる伝統的な棚田農法(蓑口による取水、畔切り、畔付けなど)を、より多くの方に知ってもらい棚田でのお米つくりの魅力を後世に伝える。
  • 現在、田植え稲刈り作業のみのオーナー制度の将来的な拡張プログラムのモデルケース作り。
  • アグリ・ツーリズムの可能性の模索。
  • 石部棚田の特徴を活かしたイベント企画で、都市や周辺地域への協力者の拡大を目指す。

【企業や団体の方へ】
CSRなどで、このプロジェクトを応援いただける企業など、随時募集しております。また、ツーリズム分野に強いNPO法人や旅行会社とのコラボレーションも模索しております。ご興味がある団体は、ぜひご連絡ください。

■お問い合わせはメールフォームから
担当:松崎町石部棚田プロジェクト 高桑・久野