【石部棚田お米作りプロジェクト2023~稲刈り】


10月7、8日で、石部棚田でのお米つくりプロジェクトでは、稲刈りをむかえました。
昨年、実験的に「窒素、リン酸、カリウム」の肥料を与えずに育てましたが、あまりの収量の減少で、イベント参加者へのお米のシェアが出来なくなりそうになったため、今年はオーナー田と同じ肥料を入れてもらうことにしました。
稲は明らかに成長が良く、見た目にも昨年より大幅に収量が増えており、粒もかなり大き目に育ちました。
ただ、今年は夏が激烈に暑かったためか、今度は稲が成長しすぎて背丈が高くなり、海風を一番受けやすい私たちの田んぼは、かなりの稲が倒れてしまいました。
これぞ、稲作の難しさであり、面白さでもありますね!
今年の稲刈りは、参加者8名とかなり厳しい人力でしたが、通ががかりのおじさんが、飛び込みで手を貸してくれて、そしてこのおじさんがなんとも超絶な稲刈り技術をもった方だったため、なんとか1日であらかた目処がたち、2日目は残りのはざ掛けを4名で行い、今年も無事稲刈りが完了しました。
通りがかりのおじさん様々で、みんなで「かみさま」と呼び、感謝致しました。
さて、これから10日ほど天日乾燥をして、保存会の方に脱穀をしてもらい、11月初旬くらいには籾摺り精米をして、新米を参加者の方に届けたいと思います。
今年も一年を通じた作業に参加してくれた皆様ありがとうございました!