「春の棚田講演会」が東京・エコギャラリー新宿で開かれました。


通常総会後のイベント「春の棚田講演会」が開かれました。
今回は、5月21日(日)エコギャラリー新宿に、二人の講師をお招きしました。
講演会前半の講師は外資系ホテルの経営に携わる阿久澤剛樹さん。
星峠棚田における企業の社員研修の取り組みについて話していただきました。
棚田の体験作業や古民家など、伝統的な農村文化を通じた社員研修の成果など興味深い内容で、今後のCSR活動の参考事例になりそうです。

後半はアフリカ中央部のルワンダにおける「農業と灌漑」について、JICA農村開発部技術審議役の田中卓二さんにリポートしていただきました。赤道直下でありながら水稲作りが盛んと聞きびっくりしました。国土の標高が高く平均気温が20℃前後と生活しやすく米の栽培にも適しているとのこと。 東部の乾燥地帯をはじめ日本からの灌漑技術指導により食料生産が向上しているそうです。