【イネのない草刈り】
新型コロナウイルスの緊急事態宣言により、今年の耕作をあきらめた石部棚田での8枚の田んぼですが、そのまま放置していると周りの耕作している田んぼに迷惑がかかるので、スタッフ2人の最小人数で、細心の注意をして8/2日、3日とで草刈りを行ってきました。
基本、集落の人とは接しない。万が一会ってしまったらマスク&ソーシャルディスタンスで挨拶程度にする。使った器具は消毒する。現地の飲食店は利用しないなどの対策をしました。
今年の草刈りは、畔だけでなく田んぼの中もやらなくてはならないので、一日では終わらず、翌日早朝5時から作業をして、保存会の方々が来る7時半までに終わらせて、器具を消毒して棚田を後にしました。
イネのうまってない自分たちの田んぼをあらためて見ると悲しい気持ちになりました。
しかし、1年土地を休ませ、草がたくさん入り込んだ土壌は、きっと来年のお米をとびきり美味しくしてくれるに違いありません。
そう思うと、俄然つらい草刈りも頑張れました。
オーナー田の方は、イネがすくすくと育っていて、都心のコロナ騒ぎが嘘のように美しい風景が広がっていました。