【石部棚田お米作りプロジェクト2023~代かき】


4月15日の代かき予定日の石部棚田の予報は一日強雨。
春らしい好天が続いていたのに、なぜにこの日だけ雨なのだろうと暗澹たる気持ちになりました。
しかし、田植えまでに、代かき、畦塗り作業を終わらせないとならないので、ここで日程の延期はできない。
強雨の中でも様子を見ながら、作業をすべく石部棚田へ向かいました。
時折激しくなる雨の中、雨合羽で完全武装したボランティア7名で、棚田に足を入れると、いつもカッチカチの土が、既にやわらいでいて鍬がすいすい入る。
しかも折からの雨で取水口からは大量の水がほとばしる。
あっという間に1枚、2枚、3枚・・・と代かきが完成していく。
暗澹たる気持ちが、いつしか笑いが止まらなくなる。
棚田の作業で一、二を争う地獄の作業が、天国のうような作業へと変わる瞬間でした。
地元のお母さんが通りかかり、昔から「代かきは雨の日にやれ!」という格言があると教えてくれた。
普段の三倍の速さで代かき作業は完了し、翌日は次回の畦塗りの準備として草刈りまでできる余裕が生まれました。
これもすべて雨のおかげ。
来年も代かきの日は、ぜひ雨が降って欲しいと思うようになりました。
次回は、畦付け・畦塗り作業で田植え前の最後の作業です。
■畔付け・畔塗り ※ボランティア作業
4月29日(土)・30日(日)
■田植え体験イベント
5月20(土)・21日(日)※予定
■草刈り ※ボランティア作業
7月8日(土)・9日(日)
■草刈り ※ボランティア作業
8月19日(土)・20日(日)
■稲刈り体験イベント
10月7日(土)・8(日)※予定
ボランティア作業に参加したい方は下記メールにお問い合わせください。
takakuwa☆tanada.or.jp
(☆を@に変更してください)
担当:高桑智雄
■棚田ネットワーク石部棚田PJ
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