食料供給源として長い歴史を持つ棚田も、その担い手の減少や生産性の低さから荒廃の危機に直面しています。棚田の持つ多面的な機能と同時に日本の誇る文化的景観として高い価値を有しています。農水省は、棚田保全活動を推進することを目的に1999年「日本の棚田百選」を認定しました。更にこの認定から20年以上が経過した2019年には待望の棚田地域振興法が施行され、この趣旨に基づき棚田地域の振興と多面的な機能に対するより一層の増進を目的に「つなぐ棚田遺産」~ふるさとの誇りを未来へ~の制度が設けられました。2022年に全国271ヶ所の棚田地域が認定されています。
つなぐ棚田遺産の一覧表 (各棚田の詳細は「棚田NAVI」サイトでご覧になれます。)
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