総会&ミニ講演会が東京新宿で開かれました。


法人棚田ネットワークの通常総会とミニ講演会が5月25日(土)東京新宿で開かれました。
総会に続く講演会発表は
①わがふるさと宮崎県北部の棚田
講師:早稲田大学名誉教授、棚田ネットワーク代表理事
宮崎県北部の辺境地での開田の歴史が紹介された。
特に100年以上にも及ぶ子々孫々の水路工事による用水の確保は至難を極めた。昭和の初めになって住民は米を腹いっぱい食べられるようになった。それも束の間、現在では耕作放棄が進んでいる。

②棚田カードについて
間もなく世に出る農林水産省の” 棚田カード”。
およそ農水省らしからぬ親しみやすいイラストをはじめ取り組みはとてもユニークで、この発表はひと際注目をあび、たくさんの質問攻めにあってました。夏の公開が楽しみです。
◇講師:上原加奈子、久保京子
農林水産省 棚田カードプロジェクトチーム事務局

③「プレナス米文化継承事業」 について
当会の法人会員で「ほっともっと」や「やよい軒」を展開するプレナスによる米食文化の取り組みが紹介されました。特に細川元総理の棚田絵画の構想から展示に至るまでの経過紹介の話に参加者は熱心に聞き入ってました。
◇講師:八谷 中大 hachiya nakahiro
一般社団法人 Plenus米食文化研究所